出迎えたのはスサノオの一人娘、須勢理姫(スセリヒメ)。
須勢理姫は一目で大国主に心を奪われた。
これを見抜いたスサノオは、大国主を蛇の部屋へ通させた。
部屋では蛇の群れが大国主に襲い掛かろうとしたが、
大国主は姫からもらった「蛇の布」で蛇を見事に退治した。
その後もスサノオは次々と試練を与えたが、大国主は切り抜け、ついにはスサノオを感服させることとなった。
大国主は姫を連れて出雲に戻り、兄弟である八十神たちを追放。
末永く国を治めたという。
赤羽末吉 絵、舟崎克彦 文
あかね書房
豪快なスサノオと、どっしり落ち着き頼もしい大国主との駆け引きが面白い神話です。
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