(冒頭の文を引用しました。)
日本語版は絶版ですが、原書は変わらず販売されておりアメリカでは高く評価されているようです。
バーナード・ウェーバー 作、日野原重明 訳
ユーリーグ
絶版になりました
子供も大人も、年代を超えて心が動かされる絵本です。日本語に訳された日野原先生によるあとがきも必見です。
様々な「勇気」ある場面が次々に紹介されています。例えば私が好きなのは次のささやかな場面での言葉です。「チョコレートバーのひとつは、明日に とっておくのも勇気」 「買ったばかりのズボンが破れた訳を、正直に言うのも勇気」 その他、我慢や気持ちの入れ替え、思いやり等と言いたくなる場面も、「勇気」という言葉で表現しています。「勇気」に置き換えると、その行動は前向きで立派で、たくましく思えてくるから不思議です。なるほど、日常の些細な事にでも、乗り越えた時に「勇気」という言葉でたたえれば、同時に誇りや自信を与えることもできるのですね。勇気に満ちたアメリカのヒーローもその些細な一歩から! と想像し納得します。アメリカの絵本らしくていいですね。
すべてひらがなとカタカナで書かれています。
英文も併記されています。
日本語版は絶版ですが、原書は変わらず販売されておりアメリカでは高く評価されているようです。
原書: Courage, by Bernard Waber, 2002
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