2026/01/18

「ぼく にげちゃうよ」

子ウサギは家を出てどこかへ行ってみたくなりました。
「ぼく、逃げちゃうよ」
すると、母さんウサギは言いました。
「おまえが逃げたら、母さんは追いかけますよ」

「ぼく にげちゃうよ」
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作、クレメント・ハード 絵
いわたみみ 訳
ほる出版 1976
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協議会選定図書

子ウサギと母さんウサギの幸せをおすそ分けしてもらえる物語です。
子ウサギが川の魚になって泳いで逃げようと、高い山の岩になろうとも、鳥になって逃げようとも、母さんウサギは、あの手この手で「見つけ出しますよ」と言うのです。子ウサギと母さんウサギのやり取りがほほえましく、追いかけっこをしている絵が包容力と想像力に満ちていて楽しいです。結局子ウサギは母さんにはかなわず、話のオチは、母さんウサギの懐にすとんと落ちる温かい物語になっています。
この絵本の挿絵が、「おやすみなさいおつきさま」「ぼくのせかいをひとまわり」の絵本の中で額縁に飾られています。これら3冊の絵本は大きさも同じで、揃えたくなります。

原書:
"The Runaway Bunny"
by Margaret Wise Brown (Author), Clement Hurd (Illustrator),
Harper & Row, 1942

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