2025/08/30

「ぞうのエルマー」

あるところに、たくさんの象が住んでいました。
みんな同じ象色をしていましたが、エルマーだけは違っています。
カラフルなパッチワーク模様の象なのです。
エルマーは楽しい象なので、みんなはエルマーと一緒に笑います。
ところがエルマーは、自分が違う色なのでみんなが笑うのだろうか、 
と思って考え込んでしまいました。


 「ぞうのエルマー」
デビッド・マッキー 作、きたむら さとし 訳
BL出版


人気キャラクターのエルマー。なんと素敵な色合いなのでしょう。変わった色のエルマーを、仲間の象もジャングルの生きものたちも、普通に受け入れています。エルマーだけが自分の体の色を気にしてしまいますが、仲間達はエルマーの特徴をたたえてくれます。自分の中の「エルマー」や、誰かの中の「エルマー」に気付いた時、この話のようにおおらかに「エルマー」を受け入れたいですね。

2025/08/28

「父は空 母は大地 ―インディアンからの手紙―」

1854年、 アメリカ政府は、先住民の土地を買い取り居留地を与えると申し出た。ある先住民族を率いるシアトル首長は居留地への移動を承諾し、その部族の言葉で大統領あてに思いを伝えた。その言葉は英訳されて人から人へと変化しながら伝えられ、 心打つ美しい言葉となって今に残され、Chief Seattle's Speech として知られている。

「父は空 母は大地 ―インディアンからの手紙―」
寮 美千子 編・訳、篠崎 正喜 画
ロクリン社 2016

先住民にとって地上のものは聖なるものであり、大地と人々、動植物や川の水も一体で、命は巡り、つながっている。大地が豊かな理由はそこにある。
その土地を、白い人たちはどうやって買おうというのだろう。
白い人たちが作り出す文化が大地に残すものは、大地を潤しはしない。
けれどもどんな人間も大地の一部である。
だから白い人よ、この大切にしてきた大地を、いつまでも愛して欲しい。

シアトル首長はおおよそこのように、大地や自然を大切にしてきた理由、白人への不可解な思いを伝え、政府に願いを託したということです。
絵本の文章は流れるように心に染み入り、力強く深みのある美しい言葉で綴られていますので、ぜひ読んでみて欲しいです。
壮大な景色の中に、光や風、恵みや息吹を感じる絵は、インディアンの暮らしを思い描かせてくれます。楽天やアマゾンで中身を一部見られます。

漢字にはふりがな付きです。
小学生にぴったりの絵本です。


以前はパロル舎が絵本と対訳版を出版していましたが、現在は絵本のみロクリン社により復刊され、すべての絵も新しく描き下ろされています。

以前のものはこちらです。
左:対訳版、右:旧版 絵本

対訳版「父は空 母は大地 ―Chief Seattle's Speech 1854―」
(パロル舎 2002)
対訳版は左ページが日本語、右ページが英語。日本語文章は絵本と同じです。厚手の紙質で、詩集のような本に仕上がっており、抽象的なイラストもしゃれています。

旧版 絵本「父は空母は大地: インディアンからの手紙」
(パロル舎 1995)







2025/08/26

「進化の迷路」原始の海から人類誕生まで

香川元太郎 作・絵
PHP

進化の歴史がよくわかる絵本です。イラストの中に迷路や隠し絵が仕掛けてあり、子どもたちは夢中になって自ら読み進めることでしょう。仕掛けは、子ども大人を問わず適度な難易度です。恐竜大好きなお子さんのお気に入りになりそうです。

カンブリア紀とオルドビス紀、シルル紀・デボン紀、石炭紀・ペルム紀、三畳紀、ジュラ紀(陸上)、白亜紀(陸上)、ジュラ紀・白亜紀(海)、第三紀:鳥と哺乳類の出現、第四紀:氷河期、という流れでページが進み、変遷をたどっていきます。
時代ごとに見開きで構成されており、各時代を代表する生物がたっぷり描かれ、簡潔でわかりやすい時代解説も添えられています。シンプルに整理されており、進化の歴史を視覚的にとらえる資料としても力作だと思います。

すべての漢字には振り仮名付きです。

 

2025/08/24

「どこへ いってた?」

「どこへいってた?」
生きものたちに尋ねると、
楽しい返事を聞かせてくれます。
 
「どこへ いってた?」
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作、バーバラ・クーニー 絵
内田莉莎子 訳
童話館

「どこへいってた?」と問いかけると「〜してた」と返ってくるやりとりの繰り返しが楽しく、自然とリズムに乗って読めます。最後のページでは、絵本の世界と読み手の世界が重なり合い、一体になるような感覚が生まれます。満ち足りた気持ちになり、心が掴まれる瞬間です。
黒を基調としたエッチングの絵に、ところどころ赤が効いていて印象的。キャラクターの表情も愛らしく、思わず微笑んでしまいます。絵も言葉も品があり、美しく、かわいらしく、楽しい。読後にはやさしい気持ちが残ります。

すべてひらがなとカタカナで書いてあります。

2025/08/22

「金のたまごをうんだがちょう」

ヘンリーとヒルダは小さな家に住み、
夜明けから夕方まで農場の仕事をして働いた。
お金持ちではなくても二人は幸せで、この暮らしに満足していた。
ある日から、飼っているガチョウが毎日金の卵を産むようになり、
二人は贅沢をするようになってしまう。
ところがやがて、ガチョウは金の卵を産まなくなってしまった。

「金のたまごをうんだがちょう」イソップ寓話より
ジェフリー・パターソン 再話・絵、晴海 耕平 訳
童話館 1996
スマーティーズ賞受賞
絶版になりました

金の卵を産むガチョウの話は例えにも用いられる有名な話なので、小さい時から絵本で、またはイソップ寓話集で知っておくと良いのではないでしょうか。英語では"Don't kill the goose that lays the golden eggs." ということわざになっており、安定した利益や恩恵を断ち切るなという意味で使われます。
この「金のたまごをうんだがちょう」では、話をドラマチックに仕立て、イソップ寓話に付きものの教訓は登場人物たちに悟らせ、語らせています。
働き者のヘンリーとヒルダがどんどん欲張りになっていく様子が、皮肉たっぷりに描かれています。人なつっこく美しいガチョウの描写が心を打ち、二人の愚かさを際立たせ、絵本としての読みごたえが増しています。

すべての漢字にはひらがなが振ってあります。
絶版状態なのが残念です。原書も絶版です。

原書:
The Goose That Laid the Golden Egg
by Geoffrey Patterson (Retold and illustrated), Scholastic, 1986.
1986年スマーティーズ賞受賞(イギリスの児童書の賞)

2025/08/20

「100まんびきのねこ」

おばあさんがかわいい猫が欲しいと言うので、
おじいさんは猫を探しに出かけました。
猫でいっぱいの丘にたどり着いたおじいさんは、
それはそれはたくさんの猫を連れて帰ってきました。
猫たちは我こそが飼い猫に選ばれたくて騒ぎを起こします。

「100まんびきのねこ」世界傑作絵本シリーズ
ワンダ・ガアグ 作、石井桃子 訳
福音館書店 1961
厚生省児童福祉審議会推薦
全国学校図書館協議会選定「基本図書」
NHK読書委員会推薦
日本図書館協会選定

おじいさんが猫の大行列を連れて家に向かう途中、猫たちが喉を潤した池は空っぽになり、お腹を満たした原っぱの草はなくなってしまいます。それほどたくさんの猫たちが家に押し寄せたら、どうなってしまうのでしょう? とんでもない驚きの展開が次々と続きでも最後には、ほっとする素敵な話で丸くおさまります。
ヨーロッパの昔話のように、欲望や謙虚さ、内なる価値などの教訓が込められた、研ぎ澄まされた奥深い物語だと思いました。細やかな版画の愛らしい絵は、古典的技法で白黒ながらも、モダンで明るい世界観です。
原題は Millions of Cats で初版は1928年にアメリカで出版され、1929年に児童文学賞のニューベリー賞を受賞しています。これまで100年近くも愛されてきた物語なのですね。

すべてひらがなで書かれています。

原書:
Millions of Cats
by Wanda Gág,
G.P. Putnam's Sons Books for Young Readers, 1952.

2025/08/18

「おやすみなさいのほん」

夜になり、何もかも眠くなります。
お日様が隠れ、外は暗くなります。
小鳥も魚も羊も、帆掛け舟も車も飛行機も、
みんな眠たくなります。
「おやすみなさいのほん」世界傑作絵本シリーズ
マーガレット・ワイズ・ブラウン 文、ジャン・シャロー 絵
石井桃子 訳
福音館書店 1962
厚生省中央児童福祉審議会推薦
日本図書館協会選定
大阪市中央図書館選定
名古屋市児童図書選定協議会選定
 

ページをめくる度に、生きものたちが眠る姿が現れます。おおらかに描かれた絵は優しい色で彩られ、そこにはユーモアや愛嬌があり味わい深いです。そして、「ねむたい こねこたち」のように「ねむたい~たち」の言葉が繰り返され、まるでおまじないにかかったように、読んでいると心が穏やかになり眠りに誘われます。物語の終わりには、神のご加護を願う祈りの言葉がそっと添えられます。宗教の違いを越えて、一日の終わりに感謝の気持ちをこめて祈る――それはとても美しい習慣だと思います。

眠る前の読み聞かせにぴったりです。
言葉をどんどん覚える1、2歳くらいからがいいと思います。 
すべてひらがなで書かれています。
音読学習を始める頃に読むのにもぴったりです。

2025/08/16

日本の色彩「22の色」

日本の色彩「22の色」
こどもの色彩感覚を育てる絵本シリーズ②
戸田幸四郎 作・絵
戸田デザイン研究室 1985
 
日本の伝統色から選び抜いた22色を紹介する、色の見本帳のような絵本です。色の名前には美しい響きがあり、見ているだけで心が穏やかになったり、楽しい気持ちになります。左のページに色の名前とその由来が書かれており、右ページにはその色で塗られた背景に、かわいらしくシンプルなイラストが描かれています。 日常の中で22色のどれかを見つけたら、きっとその名前を口にしたくなるでしょう。

漢字にはふりがなはありません。 
使用されている漢字は、色名の他、色、花、土、葉、江戸、西洋です。

2025/08/14

「おじいちゃんがおばけになったわけ」

大好きなおじいちゃんを亡くして悲しむエリックに、
お母さんは「じいじは天使になる」と言い、
お父さんは「土になる」と言いました。
ところが、大好きなおじいちゃんのお葬式をした夜から、
エリックのところにおばけになったおじいちゃんが戻って来るのです。
どうやら忘れものがあってエリックのところに来るようなのです。
けれども、おじいちゃんは忘れものが何なのかわからず、
エリックと一緒に探し歩きます。

 
「おじいちゃんがおばけになったわけ」
キム・フォップス・オーカソン 文、エヴァ・エリクソン 絵
菱木晃子 訳
あすなろ書房 2005


おじいちゃんは死を受け入れながらも、なぜか天国へ行けずにいます。その理由を探し、やっと見つけ出したおじいちゃんの言葉は、エリックの心に深く届きます。 おじいちゃんの魂とエリックの心は、今後もつながっていくんだと安堵させられます。悲しみから立ち直るエリックの姿が微笑ましく描かれます。大切な人との別れを経験した子どもにも、これから経験するかもしれない子どもにも、別れに向き合うひとつのヒントになる1冊です。おばけになったおじいちゃんは怖くなく、実にユーモラス。柔らかい表情の絵も、この物語を温かく包み込んでいます。

漢字はすべてふりがな付きです。

2025/08/12

「シンドバッドのさいごの航海」

 
「シンドバッドのさいごの航海」
ルドミラ・ゼラーマン 文・絵、脇明子 訳
岩波書店 2002

千夜一夜物語(千一夜物語、アラビアンナイト)の中で有名な、シンドバッドの話を3部作にした絵本の3冊目です。この「シンドバッドのさいごの航海」は、最後の航海で手に入れた秘蔵の宝の話です。その宝とは? 
巨大な魚や海蛇に襲われ、シンドバッドたちの船は遭難してしまいます。生き延びたシンドバッドがたどり着いた島には、毛むくじゃらの奇妙な男が待ち構えていました。その男に翻弄されながらも、シンドバッドは何とか逃れます。そこに現れた象牙狩の船に乗り込んだシンドバッドは見知らぬ国にたどり着き、ジャングルで象牙狩たちがねらう象を助けます。すると、助けた象たちの恩返しにより、シンドバッドは世の何にも勝る宝を手にするのでした。

文章は丁寧で美しく、落ち着いた印象です。
漢字にはふりがな付きのところと付いていないところがあります。

2025/08/10

「シンドバッドと怪物の島」

「シンドバッドと怪物の島」
ルドミラ・ゼラーマン 文・絵、脇明子 訳
岩波書店 2002

千夜一夜物語(アラビアンナイト)の中で有名なシンドバッドの話を3部作にした絵本の2冊目です。この「シンドバッドと怪物の島」は、3部作の中でも特に面白いと思います。
シンドバッドたちの船は「猿の山」に流れ着き、猿たちに乗っ取られてしまいます。彼らは小舟に乗り移って逃げますが、たどり着いた先には恐ろしい怪物が待ち受けており、仲間の中には無残にも命を落とす者もいました。それでもシンドバッドたちは必死にこの地から脱出します。次にたどり着いた島では、凶暴な野獣たちが次々に襲いかかってきます。恐ろしい話が渦巻く中に滑稽な場面も現れ、物語は緊張とユーモアが入り混じった展開を見せます。
文章は丁寧で美しく、落ち着いた印象です。
次回は3冊目の「シンドバッドのさいごの航海」について書きます。

漢字にはふりがな付きのところと付いていないところがあります。   

2025/08/08

「シンドバッドの冒険」

「シンドバッドの冒険」
ルドミラ・ゼラーマン 文・絵、脇明子 訳
岩波書店 2002

冒険心旺盛のお子さんにおすすめです。千夜一夜物語(アラビアンナイト)の中で有名なシンドバッドの話を3部作にした絵本の1冊目です。
この「シンドバッドの冒険」では、まず千夜一夜物語ができた経緯が語られます。王の残虐行為をやめさせるために、美しく賢いシェヘラザードが千一夜にわたって王に次々に物語を聞かせて楽しませ、いつしか王は改心した、という話をわかりやすく書いています。
そしていよいよシンドバッドの冒険の話が始まります。船乗りのシンドバッドが立ち寄るクジラの島、遭難して出会う巨大なロク鳥、恐ろしいダイヤモンドの谷について描かれています。シンドバッドの行く手に次々と立ちはだかる困難に、その先がどう展開していくのかと気持ちが高ぶります。
すべての絵が、ペルシャの美術品をもとにした豪華で繊細な模様で縁取られ、ペルシャの雰囲気を感じ取りながら読み進められます。
次回は2冊目の「シンドバッドと怪物の島」について書きます。

文章は丁寧で美しく、落ち着いた印象です。
読み聞かせるなら6歳前後から面白味がわかるかと思います。
漢字にはふりがな付きのところと付いていないところがあります。

2025/08/06

「チリメンモンスターをさがせ!」


「チリメンモンスターをさがせ!」
きしわだ自然資料館・きしわだ自然友の会・日下部 敬之 (監修)
偕成社 2009

ちりめんじゃこに紛れ込んでいる異物「チリメンモンスター」、略して「チリモン」。この本は、ちりめんじゃこの写真の中から「チリモン」を見つけて楽しむ本です。たくさんの「チリモン」が紹介されており、実際に「チリモン」探しをする時の調べ物にも役立ちます。
ある鮮魚売り場に行ってみましたが、ちりめんじゃこは美しく包装され、どれも異物の見当たらないたものばかりでした。ちりめんじゃこは、洗浄して乾かし、異物を吹き飛ばし、それでも残った異物を手作業で取り除くそうなので、そう簡単に異物である「チリモン」が入っていることはないようです。ところが、あるスーパーでみつけたお買い得なちりめんじゃこのパックに、色々と入っていました! 何パックも買ってきて見つけ出した「チリモン」は、エビ、イカ、タコ、カニと言った分かりやすいものはもちろん、アジ、サバ、タイ、エソ、ヒラメ、カレイのようなもの、そしてカニやシャコの幼生など。おまけに、タツノオトシゴや、ウツボ(?)のような怖い顔のものもありました。 もちろん、この本、「チリメンモンスターをさがせ!」を見て何者なのかを調べたのです。しかし、本を見ても判別の付かないものは多いです。「チリモン」は小さな小さな稚魚である上、乾燥して縮み、破損しがちなので、専門家にも判別が難しいものばかりなのだそうです。わが家では何者かがわからない「チリモン」でも、見つけること自体が楽しいです。

こちらは続編です。
「チリメンモンスターのひみつ」 さぐれ! 海の生き物のくらし
きしわだ自然資料館 ・武田 正倫 監修、 いずもり よう 絵
偕成社 2016

一番詳しいチリモンの図鑑はこちら。難しくはないですが大人向けです。
 
「海のミクロ生物図鑑」
チリメンモンスターの中に広がる世界
西田 百代 著/写真、井田 齊 監修
仮説社 2020
    

2025/08/04

「しずくのぼうけん」

ある日、村のおばさんのバケツから飛び出した水のひとしずく。
しずくは独りで長い旅に出ました。
 
「しずくのぼうけん」
マリア・テルリコフスカ 作、ボフダン・ブテンコ 絵
うちだ りさこ 訳
福音館書店 1969


しずくは乾いて空へ昇ったり、雲に、雨に、氷になったりします。しずくが周囲の環境に身をゆだね、姿を変えながら冒険することにより、水が循環していくことが子どもにも何となくわかることでしょう。
絵は素敵な色使いで伸び伸びとして楽しく、とてもおしゃれ! そしてハイテンポの冒険に添えられた文章はリズミカルで、声に出して読むのが面白いです。文字は堀内誠一さんによる手書きの平仮名で書かれており、絵にマッチしていてかわいらしいです。
幼児向けの絵本です。

小学生向けには「ひとしずくの水」がおすすめです。水について、美しい写真とともに科学的に説明した本です。前回の記事でご紹介しています。

2025/08/02

「ひとしずくの水」 水の科学の本

「ひとしずくの水」
ウォルター・ウィック 作、 林田 康一 訳
あすなろ書房 1998



「ミッケ!」の作者による本です。表紙の美しい写真は、ひとしずくの水が落ちてしぶきをあげる瞬間をとらえた写真だそうです。この写真のしずくに惹かれてページをめくった者の関心をさらに惹き付けるべく、小さなひとしずくはもっともっと小さな「分子」の集まりである、と教えてくれます。そして、水の表面張力、毛管現象、温度による変化、さらには様々な凍り方、光の屈折による虹についても解説しています。水は生態に不可欠で、地球上を循環しているということで締めくくられています。とてもわかりやすいです。水についての科学を知り、簡単な実験をして理解することもできます。
美しい写真でいっぱいの本で学ぶのは心弾みます。蛇口から注ぎ出る水の分子たちはどんな旅をめぐって来たのだろうかと、壮大に思いを馳せてしまいます。
小学生全般にちょうどいいかと思います。

次回は、水の循環について幼児向けに描いた絵本「しずくのぼうけん」をご紹介します。