2025/12/04

「おまたせクッキー」

お母さんがビクトリアとサムにクッキーを焼いてくれました。 
そこに子どもたちが次々と遊びに来て、 
どんどんクッキーの分け前が少なくなっていき・・・。

パット・ハッチンス 作、乾 侑美子 訳
偕成社

みんなで分かち合うすばらしさを軽やかに温かく描き、最後にあっと言わせる傑作絵本です。 よく見るとクッキーは12枚あります。読み手の子供たちは、ビクトリアとサムのお母さんが焼いたクッキーが12枚であることに気付くかもしれません。分けやすい12枚という便利な数が話をうまい具合に展開させ、最後にはほっとあたたまる締めくくりとなっています。さり気なく知的なお話です。
ついでに、12枚のクッキーを人数で割る、割り算まで教えてしまいましょう!答えは絵本の中に「六つずつだね」「三つずつだ」と出てきます。数って面白い!と思う楽しいひと時になるに違いありません。
というのも・・・、3年生になるとさっそく割り算を習い、まず初めに、まさに次のような問題を考えさせられるからです。 「12枚のクッキーがあります。3人で同じ数ずつ分けると、1人分は何枚になるでしょうか。」 これを習う前に、「おまたせクッキー」を読んでおくというのはいかがでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿