泳ぎ方、敵から身を守る術、求愛や繁殖の仕方など、
タツノオトシゴの魅力的な独特の暮らしを教えてくれる、
楽しく上質の科学絵本です。
「タツノオトシゴ ―ひっそり くらす なぞの 魚―」
クリス・バターワース 文、ジョン・ローレンス 絵
佐藤見果夢 訳
評論社 2006
細やかな木版画と心安らぐ色彩で表現した絵が美しく、版画好きの私は何度見ても飽きません。細やかな模様のあちこちに目移りしてしまいます。内容も子ども向けとはいえ侮れません。この絵本を読み、タツノオトシゴは用心深い習性を持つことを知り、その個性的な姿は、身を守るために実に上手い具合にできているのだと納得しました。
すべての漢字には振り仮名付きです。
魚が大好きな年長さんくらいから小学生にぴったりです。
また、小学4年生頃から、彫刻刀を用いた木版画の授業が始まります。この絵本の木版画はかなり凝っていますが、小学生でもその技術と表現を参考にし、模してみる価値はあると思います。

0 件のコメント:
コメントを投稿