ウォーターハウスは幼い頃から、まるで生きているような動物の模型を作ることに熱中していた。
やがて彼は、実物大の恐竜の模型を創り上げては、
人々を古代の世界にいざない魅了した。そこにはたいへんな作業や創意工夫を成し遂げる熱意があり、作業の妨害による苦悩もあった。
「ウォーターハウス・ホーキンズの恐竜」
バーバラ・ケアリー 作、ブライアン・セルズニック 絵
千葉茂樹 訳
光村教育図書 2003
コルデコット賞受賞
絶版になりました
ほとんどの人々が恐竜がどんな姿をしていたのかを知りえなかった19世紀中頃、恐竜の再現のために生涯を捧げたウォーターハウスの伝記です。ロンドンの芸術家ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズは、科学者リチャード・オーウェンの協力を得て、世の中で初めて完全な恐竜の模型を創り出し、見事な演出方法で人々を魅了しました。そしてウォーターハウスはアメリカに呼ばれ、恐竜の完全な骨格標本を初めて作り上げます。そしてアメリカの博物館のための模型作りも始めるのですが、悲しい困難が降りかかります。しかし、それでも情熱を持ち続けたのでした。
ウォーターハウスの模型は、現在でもロンドンの南方にある水晶宮公園 (Crystal Palace Park) で見ることができます。
Crystal Palace Dinosaurs
ウォーターハウスの真面目さ、命を吹き込まれたような恐竜の模型の迫力が伝わってくる、きめ細かくて圧倒感のある絵です。コルデコット賞を受賞しています。
すべての漢字にはふりがなが振ってあります。
原書:
The Dinosaurs of Waterhouse Hawkins,
by Barbara Kerley (Author), Brian Selznick (Illustrator),
Scholastic Press, 2001.

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