「銅版画家の仕事場」
アーサー・ガイサート 作、久美沙織 訳
BL出版 2004
絶版になりました
作者のアーサー・ガイサート氏が少年時代に携わった銅版画の仕事を再現しています。銅版画家である作者のおじいさんの仕事場の様子、道具の紹介と使い方、版画の過程が丁寧に描かれています。それだけではありません。作品を見守る緊張感が伝わってきたり、つかの間の息抜きも垣間見れ、まるで読み手の自分も仕事場にお邪魔しているような一体感を味わえます。また、少年時代の作者が仕事を手伝いながら銅版画の世界に魅せられていくのもわかります。この絵本は、銅版画家として活躍するガイサート氏の原点を描いているのではないかと思いました。
日本語版も原書も絶版なのが残念です。
アーサー・ガイサート氏の絵本は、この他にも「ノアの箱舟」と「洪水のあとで」を私のブログ内でご紹介しています。いずれもおすすめです。

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