カバは昼間は眠って夜は草を食べ続け、
大きく力強くて怖いものなしです。
まだ小さなヒッポもお母さんと一緒にいれば安心です。
ところが、ひとりで群れから離れたヒッポは大変な目に!
「ちいさなヒッポ」
マーシャ・ブラウン 作、内田 莉莎子 訳
偕成社 1984
万が一の時のために、お母さんはヒッポに身を守る術を教えていました。ヒッポは危機一髪、お母さんに教わった方法で命を救われるのでした。
「ネイチャーハンドブック 世界哺乳類図鑑」(新樹社)によると、――カバは見かけによらず陸上でも水中でも機敏。夏の間は一時的な大きな群れを作り、水たまりで水浴びをしている。夜行性で主に草を食べる。そして、メスは水中で子どもを1頭産み、母親は激しく子どもを守り、子どもはほぼ成熟するまで母親と一緒にいる。――ということです。
「ちいさなヒッポ」にはカバのこの特性が盛り込まれ、カバの母と子の一大事を描いた愛情に満ちた物語です。落ち着いた色彩で彩られたキリリとした迫力のある版画が美しく、版画の質感が伝わってくる画用紙のような紙質も良いです。
水、川、木、金、目といった小学1年生で習う漢字が使われ、ふりがな付きです。
小学1年生の音読学習にもぴったりです。

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