2026/04/14

「三びきのこぶた」

貧しくて子豚たちを育てられなくなった母さん豚は、
三匹の子豚たちを自分で生きていくようにと送り出しました。
子豚たちはそれぞれ、わらの家、木の枝の家、レンガの家を建てました。
そこへ狼がやってきます。
「三びきのこぶた」
ポール・ガルドン 作、晴海耕平 訳
童話館出版 1994
日本図書館協会選定
全国学校図書館協議会選定

狼は1番目と2番目の子豚を食べてしまいます。3番目の子豚は賢く、狼があの手この手でしとめようとするのを上手くかわします。そして終いには、3番目の子豚はしつこい狼をやっつけてしまいます。どのようにしてやっつけたのでしょうか?
この「三びきのこぶた」は昔話に忠実に作られ、食う・食われる関係が包み隠さずに表現されています。ところが3番目の子豚は、しつこく狙ってくる狼に対して知恵を出し、この関係を大逆転させてしまうのです。先ほど述べた「どのようにしてやっつけたのでしょうか?」という問いの答えは、もうおわかりだと思います。
食う・食われるという厳しい現実と、物語だからこそできる大逆転劇が味わえる、数少ない「三びきのこぶた」の絵本です。ポール・ガルドンの愛嬌ある明るい絵で楽しめます。

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