2025/10/08

"When Pigasso met Mootisse"

"When Pigasso met Mootisse" 
by Nina Laden, chronicle books, 1998.

フランス生まれのマティスとスペイン生まれのピカソはパリで出会い、互いに画家としての知名度を上げていきました。2人は競い合うにつれて互いの作品を悪く言うようになっていきました。しかし、やがて互いに尊敬するようになり、生涯の友となったのだそうです。("When Pigasso met Mootisse" あとがきより。)
その2人の出会いをもとに、個性のぶつかり合いを豊かな色彩で描いた絵本をご紹介します。英語で書かれており評判が良いです。ざっと次のような物語です。

あるところに、どんな絵でも変わった描き方をするピガソという若い豚と、豪快で鮮やかな絵を描くムーティスという若い牛がいました。2人はそれぞれ評判の良い画家になり、大物になって人々に騒々しく囲まれるようになると、それを避けて心落ち着く静かな場所を探し求めました。ピガソは東向きのかわいい家に、ムーティスは西向きのかっこいい家に引っ越しました。2人がそれぞれのお向かいさんにご挨拶に出かけると、ばったり2人は出会いました。そう、ピガソとムーティスはお向かいさん同士になったのです。こうして2人は出会い、仲良く行き来するのでした。ところが作品を批判し合うようになり、互いに見せつけるように絵を描いて激しく争うようになって、2人は家の間の道に木の壁を立ててしまいました。しかし、やがて互いが気になり、良さを認め合うようになり、気が付けば、互いの家を隔てていた木の壁に、2人で素晴らしい作品を作り上げていました。それからというもの、ピガソとムーティスは大の仲良しになったのです。

英文は子ども向けなのでそれほど難解ではなく、特にあとがきのピカソとマティスについての記述は易しいです。英語の学習にもいかがでしょうか。読み上げている動画(非公式)も見受けられます。日本語版はありません。

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